社員ドライバーって？

普段は京都トヨペット・ネッツトヨタ京華で勤務しながら、ドライバーとしてヤリスカップにも参戦する選ばれた社員です！
ヤリスカップ参戦記にも登場する行(ゆき)選手に加え、新たな社員ドライバーを選出するためレーシングシミュレーターでの最終選考会がおこなわれました。

最終選考会

2024年3月にスタートした選考会。15人の社員応募の中から、一次選考の厳しい学科テストを経てレーシングシミュレーターによる最終選考に臨みました。エンジニアや営業スタッフなど年齢も性別も異なる10人の中から、社員ドライバーになれるのは、たった1人。緊張の2日間が始まります。

選考に使用される「レーシングシミュレーター」

レーシングシミュレーターは、メーターやミラー、室内装に至るまでYarisの仕様がディスプレイに反映されているので、Yaris Cupで走るドライバーのリアルな視界そのもの。コースは関西シリーズで最も多く走行した岡山国際サーキットが再現され、コースへの適正や順応性も選考のチェック項目となります。
候補者たちはプロレーシングドライバー 大島和也氏のデモ走行を確認し、20分間の練習走行の後、10分間の実技本番へ。

シミュレーターは実車さながらの大迫力で、見学者も手に汗握ります！
応募者のほとんどが初めてのシミュレーターということもあり、実車との違いに悪戦苦闘…しかし、ドライバーを志願しただけあってシミュレーターへの適応が早い早い。

選考会を終えるまでにはレース向けのドライビングにも慣れ、2日間を通してハイレベルなドライバー争いが展開されました。

新・社員ドライバー決定

プロドライバーによる選考の結果、京都トヨペット北店のエンジニア 岡崎 守さんに決定。選考理由として、大島プロのアドバイスに対して的確に車をコントロール出来ており、それに対する実行力も高いことや、ブレーキング・ハンドリング等のミスをした時の修正力が非常に高いレベルであったそうです！

安全にサーキット走行するための必要不可欠な条件を無事にクリアした岡崎さん。
これから実走行を重ねることで、より安定したマシンコントロールを習得することが出来る人材であるという評価に期待が高まりますね。

デビュー戦に向けて

国内A級ライセンスを取得後、今後はサーキットにて実車練習走行が始まります。
来年はレース走行を想定した4回の実車練習走行を経て、2026年にスポット参戦でデビューします。

北店
岡崎 守
さん

今回、社員ドライバーに選んでいただき、率直に嬉しいのと同時にまさか自分が、という思いです。自分自身では実感があまりないんですが、シミュレーターでのテストを高く評価いただけたことにとても驚いています。
一度もサーキットを走ったことがない初心者ですので、大島プロや行さんをはじめチームのみなさんに一からしっかりと教わり技術を磨いていきます。そしてレースでは安全に走り、かつ結果を残せるように全力を尽くしていきます。

これから約2年間、モータースポーツに携わるという貴重な機会をいただけたので、その楽しさや魅力をできるだけ多くの人に伝えていきたいと思います！

と力強いコメントをいただきました。
今後も社員ドライバーの活躍にご期待ください。
応援のほどよろしくお願いいたします！