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withコロナ時代の災害に備えよう。今、関心を集める「車中泊避難」とは?

withコロナ時代の災害に備えよう。今、関心を集める「車中泊避難」とは?

”京都は災害が少ない”と安心していませんか?実は、意外と身近でたくさん起きているのです。
コロナ禍でも安心して避難ができる備えを確認しましょう!

目次

  • 「防災情報」で、逃げ遅れを防ぎ家族の安全を確保しましょう。
  • 突然に激しい雨が“局地的に”“短時間”降る現象「ゲリラ豪雨」
  • どこに逃げる?コロナ禍で避難に変化が?
  • 意外と知らない?安全な車中泊の心得4つ
  • いざという時、慌てないために。備えておきたい車中泊お役立ちアイテム
  • エコノミークラス症候群の予防方法

「防災情報」で、逃げ遅れを防ぎ家族の安全を確保しましょう。

「防災情報」で、逃げ遅れを防ぎ家族の安全を確保しましょう。

近年、自然災害は頻発・激甚化傾向にあり、全国各地で被害が相次いでいます。京都府も決して例外ではありません。
そうした中、防災に関する情報が進歩し、台風や大雨のとき、水害や土砂災害が起こるおそれが高まっていることが分かるようになりました。京都府が運営する「きょうと危機管理WEB」では、防災に関する幅広い情報を入手できます。
これから、9月から10月にかけては台風が多い季節です。
被害を未然に防ぐためにも、台風が近づいて来たら、気象情報や避難情報などを確認し、早めに避難するよう心掛けてください。
また、災害に備えて、非常時に行うべき「事」を知っておき、必要な「物」を準備しておくことも重要です。
是非、皆様もご自身や家族の安全のための備えをお願いします。

突然に激しい雨が“局地的に”“短時間”降る現象「ゲリラ豪雨」

突然に激しい雨が“局地的に”“短時間”降る現象「ゲリラ豪雨」 「非常に激しい雨」(降水量が1時間に50㎜以上)、「猛烈な雨」(80㎜以上)は増加傾向にあります!!

全国の1時間降水量(毎正時における前1時間降水量)50mm以上の年間発生回数は増加しています。最近10年間2011~2020年の平均年間発生回数は、1976~1985年の10年間の平均年間発生回数と比べて約1.5倍に増加しています。

POINT!
土砂災害警戒区域(土石流)は、京都は全国で9番目(*1)と意外に多い!
*1. 国土交通省HP「全国における土砂災害警戒区域等の指定状況」より

どこに逃げる?コロナ禍で避難に変化が?

災害発生時“避難所”への避難に加え、近年では大規模災害の経験や新型コロナウイルス感染症による影響で“車中泊避難”が注目されています。
「新型コロナウイルスの感染拡大が、あなたの災害時の避難に影響すると思いますか?」という設問に対して、新型コロナウイルスの感染拡大が影響すると回答したのは73.3%。
影響すると答えた人のうち、「マイカー等を使って車中泊避難をする」と回答したのは41.7%にもなりました!

出典:環境防災総合政策研究機構 環境・防災研究所
「災害時の避難における新型コロナ感染症対策等に関する国民の意識や行動調査集計結果(速報)令和2年6月」をもとに編集。

意外と知らない?安全な車中泊の心得4つ

1.安全な場所を選ぶ
最も重要なのは、安全な駐車場所を確保すること。冠水や土砂災害などの危険性が低い場所を選びましょう。

2.エンジンはかけっぱなしにしない
エンジンを稼働させたままでいると、排ガスが車内に充満して起きる「一酸化炭素中毒」などの危険があります。

3.防犯対策を忘れない
車内で寝ているときに、車上荒らしやイタズラに遭う可能性があります。必ず施錠を行いましょう。

4.ルールやマナーを守る
避難を余儀なくされる人は、自分だけではありません。ルールやマナーを守って避難生活を送りましょう。

いざという時、慌てないために。備えておきたい車中泊お役立ちアイテム


給電機能が付いたクルマ
クルマからAC100V電源を取り出すことで、停電中でも明かりやスマホの充電、暑さや寒さもしのぐことが可能に。クルマが家族みんなの生活を支えます。コンパクトハイブリッドの新型アクアなど、「防災給電」対応車はどんどん増えています。


車中泊用マット
数日間、車中泊が続くことを考えると、しっかり睡眠できる環境づくりは重要。クルマのシートは意外に段差が多いため、車中泊マットがあると腰や体への負担が軽減できます。
車中泊用マットを使ってみました!


ポータブル電源
コンセントが無い場所でも家電が使えるようになるポータブル電源は、避難生活に役立つと最近注目を集めているアイテム。防災目的なら1000W以上使えるタイプがオススメ。
ポータブル電源を使ってみました!

災害の危険を感じたら早めに避難をすることが大切です。もしもの時どうするか、家族で話しておきましょう!

エコノミークラス症候群の予防方法

エコノミークラス症候群とは、静脈血管の中にできた血栓(=粘度の高い血のかたまり)が肺の動脈まで流れてきて詰まり、肺機能が大きく阻害されることをいいます。
血栓ができやすくなる原因としては、ふくらはぎが心臓の位置より低く、同じ姿勢で長時間足を動かさずにじっとしていることにあります。
エコノミークラス症候群の対策には、適度な運動・着圧ソックスの使用・水分摂取・マッサージや正しい姿勢での睡眠が大切です。

図:「エコノミークラス症候群の予防のために」(厚生労働省) ※一部を加工して作成

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