京都の秋を探して山城エリアへ!フォトジェニックな休日ドライブ
2021/09/16 By - TOYOTA class 京都編集部
今回は「お茶の京都」を楽しむ山城エリアのドライブコースをご紹介!
京都市内から車で約45分の「身近に秋を感じる映えコース」と、約1時間30分の「自然を満喫する映えコース」の2コース。休日にちょっとそこまでクルマを走らせると、フォトジェニックなスポットがたくさん見つかります!奈良県、滋賀県、三重県の県境に近いため、3つの県にまたがるストーリーも魅力的。「ツウ」な山城エリアで特別な京都の秋を探してみませんか?
休日は近くで色々楽しみたい!派には・・・
「身近に秋を感じる映えコース」宇治市~宇治田原町~城陽市
京都市内からも近く、気軽にお出かけしたい日におすすめのコース。各スポット間の距離が短いので長時間の運転が苦手な方に◎細い山道を通るルートになるので、しっかりとドライブを楽しみたい方にも走りごたえがあるコース!
秋の自然とドライブを楽しみたい!派には・・・
「自然を満喫する映えコース」木津川市~和束町~南山城村
市内からちょっと遠出してリフレッシュしたい休日におすすめのコース。スタートは京都で唯一の村「南山城村」から!山や茶畑の間を抜けて走ると、いつもより運転が楽しくなりそう♪お茶を感じる京都らしい場所でありながら、自然美を眺めるドライブコース!
目次
- 今回のドライブで乗ったクルマ「アクア アルミナ」
- 身近に秋を感じる映えコース:牛舎を改装した木の温もりを感じる隠れ家カフェ「基牛舎」
- 身近に秋を感じる映えコース:紅葉の和歌が詠まれた神社で錦秋を体感!「猿丸神社」
- 身近に秋を感じる映えコース:宇治市植物公園に隣接するレストラン「レストラン&ガーデンchoucho」&雑貨店「Souvenir」
- 身近に秋を感じる映えコース:地元への気持ちが詰まった御菓子「旅籠屋 利兵衛」
- 自然を満喫する映えコース:京都でたった一つの村、南山城村「道の駅 お茶の京都みなみやましろ村」
- 自然を満喫する映えコース:極楽世界を表現した庭園と国宝を愛でる「浄瑠璃寺」
- 自然を満喫する映えコース:森の空気を感じながら、スローなオフタイムを満喫「山城町森林公園」
- 自然を満喫する映えコース:“石寺の茶畑”を目の前に、ランチやデザートが楽しめる絶景カフェ「dan dan cafë」
- ドライブコースまとめ
- ちょっとしたドライブの強い味方!ちょいのり保険
- 今回のドライブエリアのKTGのお店
今回のドライブで乗ったクルマ「アクア アルミナ」
アクア アルミナ(Z 1.5L 2WD 5人乗り)
7月に新型が発売されたアクア アルミナでお出かけ!新色のアーバンカーキは秋のドライブにぴったりなくすみカラーがとってもお気に入り。一番のポイントはアルミナ専用の16インチアルミホイール!アルミを削り出したデザインにブラックの塗装が際立って、すごくスタイリッシュだと思いませんか?おしゃれは足元からっていう私のこだわりに答えてくれる「アルミナ」。他とは一味違う「かっこ可愛い」アクアがお好みならアルミナで決まり!
身近に秋を感じる映えコース:牛舎を改装した木の温もりを感じる隠れ家カフェ「基牛舎」
宇治市の市街地から車で山道を走ること約20分。木々に囲まれた隠れ家のようなカフェ「基牛舎」があります。その名のとおり70年ほど前まで牛舎だった建物を改装し、2018年にオープン。石の通路を歩いていくと…温かみと懐かしさを覚えるような外観にどんなお店なのかわくわくします。
一歩中へ入ると、外からのイメージとは異なったおしゃれなギャラリーが出迎えてくれます。オーナーの山本壮平さんは、炭山に工房を構える陶芸家でもあり、週の半分は工房にいらっしゃるアーティスト。陶器やガラス、木で作られた作品は、すべてオーナーや作家さんによる手作りの1点ものです。アンティークな家具にさまざまな作品が並ぶ空間は、まるで絵本の中にいるような感覚に。
洗練されたデザインでありながらも、丁寧に作られた温もりを感じる作品の数々。
どちらも、オーナー山本さんの作品。カフェで出す器としても使われています。
ギャラリーから暖簾をくぐってそのまま奥のカフェへ。屋根や柱に牛舎の面影を残しつつ、「本当に牛舎だった?」と思ってしまうほど、センスが光る店内。
左奥の格子窓は昔の小学校で使われていたもので100年ぐらい経つとか!
カフェの設計やデザインはもちろん、壁の塗装や一部のテーブルなどもオーナーの手作業で、その多才ぶりには驚きです。
左:テーブルとして使用されている机も、昔の学校で実際に使われていました。
寒くなると活躍する薪ストーブ。お店の裏にある大きな「くぬぎの木」が2年前の台風でお店側に倒れそうになったことで、思い切って上部を伐ることに。現在は薪として活躍しています。そして、その灰は釉薬として再利用と、何気ない薪ストーブにも隠されたストーリーがあって面白いですね。
こちらが、その「薪ストーブ」
人気のメニューは、国産小麦と宇治で育った赤鶏の卵を使用した「基牛舎の自家製パンケーキ」。素材からこだわったパンケーキは、オーナー手作りの器に、フルーツ、はちみつで彩りを加えられ、美味しいアートに変身。
基牛舎の自家製パンケーキ(1,050円)
醍醐にある「ヒーローズコーヒー」のスペシャルティコーヒーを使用したアイスコーヒー。さらに自家製のコーヒーゼリーはスッキリとした苦みのあるコーヒーゼリーに、あんこと白玉の相性がぴったり!カウンターやテーブルに座って木々を眺めながらいただくなんて素敵ですね。
左:グラスはガラス作家さんの手作り。流れるような気泡が美しいですね。
右:自家製のコーヒーゼリー(660円)
お水が入ったグラスは金箔が混ざった珍しいデザイン。日光に反射してキラキラと輝き、1杯のお水にもアートを感じさせてくれます。
こちらのグラスもギャラリーで販売されています。
基牛舎がある炭山という土地は、昔はもっと陶芸が栄えていて人の往来も多かったそう。今も窯元はありますが、「もっと炭山に人呼びたい」というオーナーの想いで、この地にカフェができました。オーナーのお母様のご実家も昔は牛舎をされていたそうで、「この場所の出会いも運命的なものを感じます。」とおしゃっていました。
左:オーナーであり陶芸家の山本さん
基牛舎の営業は基本的に週末だけで、工房とカフェを行き来される日々ですが、ご自身で作った器をカフェで使うという山本さんだからこそできるスタイルが魅力的。山の中でアートに触れながら美味しいものに出会える、とっておきの場所になりますよ。
基牛舎(もとぎゅうしゃ)
住所:京都府宇治市炭山養老40 (または44)
TEL:050-3696-1432
営業時間:11時〜17時(L.O.16時30分) ※ランチは15時まで(数量限定)
定休日:月〜木曜 ※祝日の場合は営業
駐車場:あり
身近に秋を感じる映えコース:紅葉の和歌が詠まれた神社で錦秋を体感!「猿丸神社」
瘤(こぶ)とりの神として「猿丸さん」の愛称で人々より親しまれている「猿丸神社」。御祭神の「猿丸大夫(さるまるだゆう)」は、出生来歴については不詳ですが、古今和歌集の「真名序(まなじょ)」にその名が見え、平安時代中期には三十六歌仙の一人に数えられています。その後、「小倉百人一首」にも撰ばれたことでも、広く世に知られています。
左:表参道の階段。右:階段を上ると見えてくる「夫婦猿」
平安時代の末期には現在の滋賀県大津市大石曽束町辺りに「猿丸大夫」の墓があったとされています。この地は領地争いが何百年も続き、山境の境界論争によって江戸時代の初期に現在地に近い場所に遷し祀ったといわれています。鎌倉時代前期の歌人・鴨長明は『無名抄』に、「田上のしもの曽束といふ所に、猿丸大夫の墓があり、庄のさかひにて、そこの券に書きのせたれば、みな知るところなり」と記し、『方丈記』にも「気分が良く遠出をもよおすときは、炭山・笠取を経て岩間寺や石山寺にて詣で、田上河をわたりて猿丸大夫が墓をたづぬ」と書き留めています。
宮司さんによると「猿は狐や鹿と同じように神様の使いですよ。」と教えてくださいました。
神社に伝わる絵馬には、禅定寺村の氏子中が正保2年(1645年)に社殿を建立したとあり、猿丸大夫は古来より「歌道の神」として崇められ、その徳を慕う多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく:詩文・書画などに親しむ人)がこの地を尋ねています。
絵馬は猿丸大夫と歌が描かれたものと猿顔絵馬があります。猿顔絵馬は顔を自分で描いてお願いをするそう!
近世に入ってからは、瘤やでき物、腫物の病気を癒やす霊験があるとして、「こぶ取りの神」として篤く信仰されるようになりました。明治21年の由来記には、多くの人々が霊験を授かり、その御神徳の近在に及んでいたことを知ることができます。特に近年では、「癌封じ」の霊験が高く、多くの人々がご祈祷にお参りされます。御本殿には大小さまざまな「木のコブ」が供えられていて、癌を取って癒やしていただいた人や種々の病気が治った人々が、御礼の意味で奉納したもの。
奉納された木のコブ
「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき」
猿丸大夫がこの地で詠んだとされる歌です。「人の住む村から遠く離れた山奥に、紅葉が絨毯のように散っている美しい情景の中、紅葉を踏みながら雄の鹿が現れて行方がわからない連れ合いの雌の鹿を求めて一声寂しく鳴く。その声を聞いていると、秋はなんて悲しい季節なのだろうと思えてくる」。というもの。駐車場から一ノ鳥居をくぐって本殿へ抜ける林道は、猿丸大夫が小倉百人一首で詠った風景そのもので、人里離れた奥山の知る人ぞ知る小さな紅葉の名所です。
猿丸神社
住所:京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺粽谷44
TEL:0774-88-3782(昼) 0774-88-2362(夜)
拝観日:無休
駐車場:あり
紅葉見頃:11月上旬~11月下旬
身近に秋を感じる映えコース:宇治市植物公園に隣接するレストラン「レストラン&ガーデンchoucho」&雑貨店「Souvenir」
宇治市植物公園の駐車場に車をとめて少し歩くと、おしゃれな雰囲気が漂う「レストラン&ガーデンchoucho」が見えてきます。植物園に隣接していることもあり、緑に囲まれたなかランチやディナー、カフェなどいろいろなシーンで利用できます。
ガラス貼りの広い店内は、テラスの木々を眺めることができるので、お天気を気にせず心地良い空間で過ごせます。
そして、秋は解放的なテラス席がおすすめ!外へ出ると、まるで旅行に来たような気分が味わえる雰囲気で、秋は紅葉、春は桜も楽しめますよ。
森の中にいるみたいで、風が気持ちいい!
11時~14時限定のランチは、メインの一品(パスタorピザorごはんもの)と、ドリンクのセットが人気。どれも美味しそう!
左:ランチセットのパスタ「サルシッチャとキャベツのペペロンチーノ」右:生地から手作りのピザ「マルゲリータ」
カフェタイムは季節に合わせた手作りのケーキセットがおすすめ。秋って何だか濃厚なガトーショコラが食べたくなりませんか?
風が気持ち良いテラスだと、ついついお喋りもはずんでしまいそう。涼しくなる秋は、こんな自然の中で、気の合う友人とのお食事やカフェを楽しみたいですね。
レストランに併設している「Souvenir(スーベニア)」は、1年前にリニューアルオープンした雑貨店。グリーンやアンティークな小物、ハンドメイド作家のアクセサリーや食器など、店長がセレクトした可愛いアイテムばかり!
#関西アンティーク #ハンドメイド #京都雑貨屋巡り
グリーンは植物公園に隣接していることもあり、小さな多肉植物から大きな観葉植物まで豊富に揃っています。お手入れの方法もちゃんと教えてくださるので、育てるのが苦手な方でも安心。
アクセサリーや雑貨は定期的にハンドメイドの作家さんや作品が入れ替わるので、お店を訪れるたびに新しい出会いが♪インスタグラムで気になる作品を見つけたら、店長自ら作家さんにオファーされるそうです!
「Souvenir×!-style」シリーズは、さまざまな障がいを持った方が働いていらっしゃる「!-style」とのコラボ企画。Souvenirオリジナルデザインの食器は、「!-style」の方々がひとつひとつ丁寧な手作業で作られています。「お洒落に、カッコよく、支援が出来れば。」という思いそのままに、温もりとデザイン性が溢れる素敵な作品です。
何度も打ち合わせを重ねて細部までこだわった「Souvenir×!-style」シリーズの食器
お店では定期的にワークショップや撮影会を開催されているそうで、その中でも人気の企画が「お子様の撮影会」。店内のあちらこちらを背景に、プロのカメラマンによる撮影がおこなわれます。とっておきの写真が何枚もできるほどの素敵な仕上がりに毎回応募が殺到!お店のインスタグラムから応募を受付されています。
まるで雑誌の1ページを切り取ったような可愛さです♪
レザー小物や、可愛いピアス、ドライフラワー、ディフューザー、キッズ服・・・一つ一つ眺めていると、つい時間を忘れてしまいそう。何度でも行きたくなるお気に入りのお店になりますよ!
レストラン&ガーデン choucho
雑貨店 Souvenir
住所:京都府宇治市広野町八軒屋谷26 宇治市植物公園駐車場内
TEL:0774-44-8845
営業時間:11時〜22時(20時までに変更中) ※ランチ17時まで、ディナー17時から
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業(翌平日休業)
駐車場:あり(宇治植物公園の駐車場を利用400円/1日)※店内で400円以上のご利用で無料
身近に秋を感じる映えコース:地元への気持ちが詰まった御菓子「旅籠屋 利兵衛」
城陽の名店「御菓子司 松屋」の理念を継承し、これまでの和菓子の概念を新感覚な視点でとらえた「御菓子」作りをモットーに、2017年秋「松屋」の新ブランドとして「旅籠屋 利兵衛」がスタートしました。「旅籠屋」というのは、もともと松屋が江戸時代に旅籠(今でいう旅館)として始まったことに由来しており、ご先祖が地元の偉人「嶋 利兵衛(しま りへい)」と深く親交があったそうで、お墓にも世話人として松屋のご先祖の名前が刻まれているそうです。300余年のご縁を大切に、地元に必要とされ役に立てる、利兵衛さんのような店づくりを目指していらっしゃいます。
寺田店は「できたて・作りたて」にこだわって、職人が作る様子が見えるオープンキッチンが特徴です。
看板商品の「どら焼き」は、老若男女問わず皆から愛される御菓子。しっとりふわふわの生地にオリジナルの餡が絶品で何個でも買ってしまいたくなる!定番の小倉はもちろん、京都らしい抹茶やほうじ茶、季節に合わせたオリジナルの餡まで新しい「どら焼き」に出会えます。秋には、自社独自の畑で作る城陽の特産品「寺田芋」を使用した餡が登場!
取材時は、「みかん、レモン、沖縄パイン大福」などの創作餡がありました。どんなお味か気になりますね。
秋の味覚!(左)生芋どら焼き(右)生栗どら焼きが販売中です。ふわふわの生地にねっとりした絶品の餡とクリームが美味しい!(2021.11.6追記)
定番商品の小倉、小倉クリーム、抹茶、ほうじ茶、ラムレーズン
昔、寺田芋を城陽に持ち込んだのが、お店のご先祖とご縁のあった「嶋 利兵衛」。流罪から戻る際、ちょんまげに芋の苗を隠して初めて本州に持ち込み、栽培に成功したといわれています。城陽を飢饉から救った英雄の「寺田芋」は、お店の御菓子として大切に使われています。
御菓子で使用される「寺田芋」は、土のプロによるアドバイスのもと、こだわり抜いた土の自社畑で作られています。その味は、まったりとした口当たりと甘みで「嶋利兵衛いも」と呼ばれるほどの美味しさ。その「嶋利兵衛いも」を100%使用した芋焼酎「利兵衛」は、まろやかですっきりとした喉越しに芋の香りが苦手な方にも人気だそうです!
「旅籠屋 利兵衛」の新たなおもてなしとして販売中。芋焼酎 利兵衛(2,035円)
そして2021年、江戸時代から城陽で栽培されている「城州白(じょうしゅうはく)」の梅を救うべくオリジナルのビール「梅craft」を発売。城陽で唯一の酒蔵「城陽酒造」では「城州白」を使った梅酒作りが盛んで、漬けたあとの梅の実は地元の和洋菓子店、料理店などに無料で提供されていました。しかし、その量があまりに多く貰い手のない梅の実は廃棄せざるを得ない状況だったそうです。そこで、社長の中川さんが考案したのが「梅ビール」!芋焼酎作りの経験を活かしてクラフトビール会社と試行錯誤を繰り返すこと1年、「梅craft」が生まれました。
アルコール度数は5%、ほんのり梅を感じる爽やかなクラフトビール!
伝統を守りながらも、新たなチャレンジで進化し続ける「旅籠屋 利兵衛」。その発想から、生まれる商品は今までの概念を超えた「御菓子」そのもの。人気のどらやきは、種類が揃っている午前中がおすすめ!お土産に喜ばれること間違いなし!
店長の森本さん。鮮やかな暖簾が目印です!
旅籠屋 利兵衛
住所:京都府城陽市寺田東ノ口44-54
TEL:0774-57-5711
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日(他不定休)
駐車場:あり
自然を満喫する映えコース:京都でたった一つの村、南山城村「道の駅 お茶の京都みなみやましろ村」
山に囲まれ中央に木津川が流れる自然豊かな南山城村は、三重・奈良・滋賀に隣接し多様な文化が混ざっています。市町村合併で全国的に村が少なくなった今、京都唯一の「村」は大切なブランド。そんな南山城村にある「道の駅 お茶の京都みなみやましろ村」は、村のダイジェスト版としてこだわり尽くした品で、お客様を迎えてくれます!
南山城村を代表する「村茶(むらちゃ)」は、南山城村のみで生産されたお茶。京都といえば「宇治茶」を想像される方も多いと思いますが、宇治茶の約3割を生産している一大産地は南山城村なのです。「村茶」は単一農園、単一茶種でブレンドされていない農家こだわりの上質な茶葉。産地でしか味わえない農家の個性が際立つ、「お茶どころの余裕」が感じられる商品!
生産者のお名前入り、南山城村自慢のお茶!
道の駅では「村茶」を使用したスイーツの数々が大人気。むらちゃアイス、むらちゃプリン、むらちゃパウンドケーキ、など「村茶」の風味をそのまま生かした美味しさ!なかでも、「むらちゃプリン」は低温でじっくり蒸焼きした、トロっと濃厚な抹茶やほうじ茶のプリン。抹茶は春摘みの贅沢なてん茶を使用されており、味良し、香り良し、色良しの3拍子揃った絶品スイーツ!
左:無添加で手作りの贅沢なプリンは、ここに来たらぜひ買ってほしい一品。
右:秋しか出会えない和紅茶のプリン!
南山城村には昔から歌われている南山城村音頭というものがあります。(道の駅のBGMとしても流れています!)音頭には「みなみやましろ良いところ」、「お茶、しいたけ、トマトはおらが自慢の土の産(つちのうぶ)」というフレーズがあり、村であることや、村の文化や風土で産まれたものの価値を誇りとして唄われています。どれも自然の恩恵を受けてつくりあげてきた、村人の知恵と想いが詰まった「この土地で産まれたもの」。これらを「つち(土)のうぶ(産)」と銘打ち、「村のダイジェスト版」として村内外の人びとに発表する場が南山城村の「道の駅」なのです。
生産者さんの名前がしっかりと刻まれた商品は「村人の誇り」そのもの。
代表の森本さんは、「村人の誇りを伝えていくこと。そして、その誇りをこれからも大切にしていくことが大事だと思っています。商品のファンになっていただくことはもちろん、その生産者のファンになって南山城村まで会いにきていただきたいですね。人と人の繋がりを大切にして、未来に繋げる場としての役割を担っていかなければいけないです。」と、話してくださいました。
道の駅内にある「食堂つちのうぶ」では、南山城の食材を使った美味しいごはんがいただけます。厳選した抹茶をたっぷりと練りこんだ「茶そば」や、たくさんの野菜を3日間じっくり煮込んだトマトベースのルーと香ばしいほうじ茶飯の「村カレー」、南山城村をぎゅっと凝縮させた「村定食」、「お茶づくし御膳」など魅力的なメニューがたくさん!
左:「お茶づくし御膳」ほうじ茶で炊き上げた茶飯の天重、村茶そば、サラダのドレッシングも抹茶が使用されています!
右:「おくみどり」を贅沢に使用した抹茶衣の天ぷら!
寄り道なんて勿体ない!ここを目的地として南山城村の誇りをぜひ体感してください。
道の駅 お茶の京都みなみやましろ村
住所:京都府相楽郡南山城村北大河原殿田102
TEL:0743-93-1392
営業時間:9:00~18:00(トイレ24時間利用可能)
定休日:不定休
駐車場:あり
自然を満喫する映えコース:極楽世界を表現した庭園と国宝を愛でる「浄瑠璃寺」
京都の最南端で奈良との府県境に位置している「浄瑠璃寺」。奈良仏教の聖地として大寺の僧が喧騒を離れ修養のために出入りした地域で小田原別所と呼ばれていました。1047年(平安時代)に創建時のご本尊が「薬師仏」であったことから浄土である「浄瑠璃世界」が由来とされています。
お寺の東には平安時代に京から移築された三重塔があり、創建時の薬師如来像が祀られています。薬師仏は東方にある浄瑠璃浄土で、過去の因縁や現実の苦悩に光を当て、乗り越える力と目標の方位である西方の極楽浄土へ進めるように送り出してくれます。お寺の西には九体阿弥陀如来像を安置するお堂が建立され、理想の未来でもある極楽浄土へ迎え入れてくれる阿弥陀仏が祀られています。
浄瑠璃寺の庭園は、湧水をたたえる池の東を此岸(しがん)、西を彼岸(ひがん)といい、人々は浄土の池の東から彼岸におられる阿弥陀仏に来迎を願って礼拝していました。今も東方の薬師仏の前から池越しに、午後の太陽の軌道をみると、春分・秋分「彼岸の中日」には阿弥陀仏の後方へ沈んでいくそうです。
国宝の三重塔は、1178年に京都より移建され、平安時代より現存する唯一の塔。屋根の反りがゆるやかなのが平安時代の好みだったそうです。塔内に安置されている薬師如来像は重要文化財に指定されており、普段はお目にかかることはできませんが、毎月8日と彼岸の中日(1月のみ1~3日、8~10日)に好天であれば、塔の扉が開かれています。
西方にある国宝の九体阿弥陀堂は、平安時代の京都で競うように建立されていたようで、九体阿弥陀仏が祀られています。人の往生には努力や心がけなどの条件で、上の上、上の中、上の下、中の上…といった九つの段階があるという考えから、どの段階の人にも理想の未来へ迎えてくれるように九体の阿弥陀仏がいらっしゃいます。平安時代の堂と像ともに現像するのは浄瑠璃寺だけ!紅葉の見ごろは11月中旬~下旬。色づく紅葉と共に歴史に触れて、心穏やかな時間を過ごせます。
猫好きにたまらない!あちらこちらで可愛い猫ちゃんと出会えますよ。
浄瑠璃寺
住所:京都府木津川市加茂町西小札場40
TEL:0774-76-2390
拝観時間:9:00~17:00(12月の冬季は10:00~16:00)
拝観料:300円(境内や庭園は無料)
駐車場:あり(有料300円)
紅葉見頃:11月上旬~11月下旬
自然を満喫する映えコース:森の空気を感じながら、スローなオフタイムを満喫「山城町森林公園」
山城町森林公園は「サントリー天然水の森 きょうと南山城」として、森林の整備活動が行われる水源地でもあり豊かな自然が溢れています。園内の中央に流れる小さな鳴子川の渓流は1年を通して水量が少なく水深が浅いため、小さなお子様がいる家族も安心して川遊びやキャンプ、ハイキングなど自然をフィールドにした特別な時間を過ごせます!
鳴子川に沿いのメインエリアでは、自分の好きな場所を見つけてキャンプやバーベキューを楽しむことができます。事前の予約は不要(施設使用は要予約)なので、お天気の良い日に「今から行こう!」なんてことも大丈夫。
2021年春にログハウスやバンガロー、休養施設などの一部を改装しグランドオープンしたので、思いっきり遊んだ後は1泊するのも楽しみのひとつ。もちろん、テントサイト(要予約)を利用してテントで泊まるのもワクワクしますね。
また、メインエリアから続く4つの登山道で三上山の山頂を目指すハイキングもできます。初めての方向けのルートから難度が高いルートまで、チャレンジした後には木津川市を一望できる景色に出会えます!(ハイキングにはトレッキングシューズがおすすめ)
今年の11月よりスタートする「山のひととき」では、園内のお気に入りの場所でスローな時間を過ごせる、ちょっと特別な企画。地元・木津川市の「中山珈琲焙煎所」監修のコーヒードリップセットや、神童子(じんどうじ)で抹茶を栽培している茶農家「森田製茶」の野点のセットをレンタルできます。(レンタル料金1,000円)チェアとテーブルもレンタル(別途料金)すれば、手ぶらでOK!
今回は、中山珈琲焙煎所のコーヒードリップを体験!
コーヒーは、中山珈琲焙煎所が山城町森林公園のためにブレンドした中深煎りの「キャンプブレンドコーヒー」。豊かな自然の中で、本格的なハンドドリップコーヒーをゆっくりと淹れると、日々の喧騒から離れたどこにもない自分だけの贅沢なカフェができあがり。
左:コーヒーレンタルは珈琲豆、ミル、メリタのドリッパー、カップのセット(1,000円)
右:道の駅みなみやましろ村で買った「お茶サブレ」「ほうじ茶バームクーヘン」とコーヒーが合う!
道の駅で買った南山城村のスイーツを添えて、山の自然を感じながらとっておきのコーヒータイムを過ごしませんか?至福の一杯をお楽しみください。
山城町森林公園
住所:木津川市山城町神童子三上山1
TEL:0774-86-4507
駐車場:1台につき500円
環境整備協力金:大人お1人様300円、小学生以下お1人様200円
施設利用料(休前日は別料金):テントサイト平日・休日500円~/1日、バンガロー平日・休日8,000円~/1棟1泊、ログハウス平日・休日15,000円~/1棟1泊
※その他、施設利用料の詳細やご予約は山城森林公園までお問合せください。
自然を満喫する映えコース:“石寺の茶畑”を目の前に、ランチやデザートが楽しめる絶景カフェ「dan dan cafë」
茶源郷ともいわれる「和束町」。その中でも京都府景観資産登録第一号となった段々畑「石寺の茶畑」は、空まで届くような緑一面の茶畑が広がっています。「dan dan cafë」は、ガラス貼りの店内で「石寺の茶畑」を目の前にランチやデザートなどが楽しめる超絶景カフェ。
カフェのある場所は、もともとオーナーの弟さんが所有されていた空地だったそうですが、茶畑の景色をゆっくりと眺められるように、地元の方の協力を得てベンチを置かれていました。近くには自動販売機すらない状態でしたが、色々な方がベンチに座って茶畑を見ていらっしゃる姿に、カフェのオープンを決意!調理師として働いていたお姉さんがオーナー兼キッチン担当として、会社員だった弟さんがホールを担当し2019年4月に「dan dan cafë」をオープン。
メニューは、和束産のお茶を使ったスイーツやドリンクが魅力的。弟さんの同級生でもある茶農家さんの「てん茶」を丁寧に石臼でひいた抹茶を使用されているので、本物の香りと味を堪能できる美味しさ!
左:抹茶オレ(506円)と本日のケーキ。この日は抹茶のシフォンケーキ(550円)
右:春夏はパフェ、秋冬から登場するのはスイーツのプレート!
季節を問わず人気の手作りのジェラートは、ホール担当の弟さんの手作り。未経験だったところからスタートされましたが、その味は絶品!南山城村のうえだブルーベリー畑のブルーベリーを使ったジェラートや、甘酒のジェラートも気になりますが、やっぱりここは抹茶!普通の「抹茶」と「抹茶濃いめ」の2種類あり、おすすめは「抹茶濃いめ」です。濃厚な抹茶のうま味とほどよい苦みが◎ぜひ、食べ比べして味の違いを実感してください!
茶畑を眺めながら抹茶アイスをいただくなんて贅沢な気分です。
オーナーが作る「dandanごはん」のランチは、栄養のバランスがしっかりと考えられた本日のメイン料理・ごはん・みそ汁・小鉢3品・ミニデザートの嬉しいセット!和束産のお米を使用されるなど「なるべく地元で採れたものを使いたいです。」とおっしゃっていました。数量限定なのでランチは事前の予約がおすすめ!
身体にやさしいdandanごはん(1,485円)
お店の名前でもある「dan dan cafë」は、茶畑の「段々」という意味と、少しずつの「だんだん」の意味を持つそうで、「だんだんと認められて、だんだん良いお店にしていきたい」という想いが込められています。また、出雲の方言では「だんだん」=「ありがとう」を表しているそうです。
左:ホールを担当されている弟の竹谷さん。ジェラートは竹谷さんの手作り!
右:地元の茶園のお茶も販売されています。
一度訪れると、その絶景と美味しさに何度も訪れたくなるカフェです!
dan dan cafë
住所:相楽郡和束町石寺東谷1-1
TEL:0774-66-1185
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜・水曜定休
駐車場:あり
ドライブコースまとめ
「身近に秋を感じる映えコース」宇治市~宇治田原町~城陽市
京都市内からも近く、気軽にお出かけしたい日におすすめのコース。各スポット間の距離が短いので長時間の運転が苦手な方に◎A~C間は細い山道を通るルートになるので、しっかりとドライブを楽しみたい方にも走りごたえがあるコース!
A「基牛舎」、B「猿丸神社」、C「レストラン&ガーデンchoucho」&雑貨店「Souvenir」、D「旅籠屋 利兵衛」
「自然を満喫する映えコース」木津川市~和束町~南山城村
市内からちょっと遠出の自然と共にリフレッシュしたい休日におすすめのコース。スタートは京都で唯一の村「南山城村」から!山や茶畑の間を抜けて走ると、いつもより運転が楽しくなりそう♪お茶を感じる京都らしい場所でありながら、異国のような自然美を眺めるドライブコースです!
E「道の駅 お茶の京都みなみやましろ村」、F「浄瑠璃寺」、G「山城町森林公園」、H「dan dan cafë」
ちょっとしたドライブの強い味方!ちょいのり保険
☆親や友人・知人の車を借りて運転するときは、「ちょいのり保険(1日自動車保険)」をおすすめします。
☆必要な分だけ、スマートフォン等からいつでもお申込み可能!*。
☆まずは、スマートフォン等で運転者ご本人(記名被保険者)情報の事前登録を!
ちょいのり保険のご加入にあたっては、運転者ご本人(記名被保険者)情報の事前登録が必要です。
まずはこちらから事前登録!
*1回の申込みで最長連続7日間までご加入いただけます。
※ご利用の端末のサービスの状況、災害、システムのメンテナンス・障害等によりご加入いただけない場合があります。
※ご加入にあたっては、必ず「重要事項説明書」をよくお読みください。
※ご不明な点等がある場合は、代理店または東京海上日動までお問い合わせください。
【引受保険会社】東京海上日動火災保険株式会社
今回のドライブエリアのKTGのお店
ご家族みなさまに、来て・見て・乗って・楽しんでいただける木津川台!
京都トヨペットとネッツトヨタ京華のスタッフ一同が皆様をお待ちしております!
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映える京都!ライズで行く、夏を彩る京都・西山三山
2022/05/25 By - TOYOTA class 京都編集部
三方を山に囲まれた京都。都から眺める山の方角で、東を「東山」、北を「北山」、西を「西山」と呼ばれています。今年の夏は爽やかな風景と坂道ドライ…
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自転車生活をはじめよう!京都西山ヒルクライム参拝!
2022/05/25 By - TOYOTA class 京都編集部
東山・北山は観光地として有名ですが、実は今注目を集めているのが「京都西山」エリア。
洛西〜長岡京市〜向日市〜大山崎町にまたがる広…
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12星座占い(2021年6月1日〜8月31日)
2021/06/29 By - TOYOTA class 京都編集部
12星座別の2021年6月1日〜8月31日の運勢&ドライブをラッキーにするドリン…
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12星座占い(2022年3月1日~5月31日)
2022/03/11 By - TOYOTA class 京都編集部
12星座別の2022年3月1日~5月31日の運勢&助手席のラッキーパーソンもご提…
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【速報】新型ノア・ヴォクシー人気装備ランキング!
2022/01/31 By - TOYOTA class 京都編集部
2022年の1月13日にフルモデルチェンジを発表した新型ノア・ヴォクシー!KTGグループ…