TOP Yaris Cup 「Yaris Cup参戦記」Vol.5 波乱のYaris Cup2024第2戦!

「Yaris Cup参戦記」Vol.5 波乱のYaris Cup2024第2戦!

「Yaris Cup参戦記」Vol.5 波乱のYaris Cup2024第2戦!

● Yaris Cup

2024.7.25

いよいよYaris Cup2024関西シリーズ第2戦。
好調な開幕戦から一転、雨の中のレースはまさかのレース展開となった。

更なる高みを目指す第2戦

6月9日、岡山国際サーキットでYaris Cup2024 関西シリーズ第2戦が開催。
66台のマシンがエントリーするなか、99号車の社員ドライバー行(ゆき)選手と、999号車の北川選手(エスアールファクトリー所属)が参戦。
初戦で3位と表彰台に上がった行選手、8位と好調な北川選手。前日に行われた練習走行では、両ドライバーとも好タイムで周回。行選手は全体のトップタイムもマークしており、その勢いで表彰台を狙います。

行選手(左)と北川選手(右) 行選手(左)と北川選手(右)

雨の中の予選

前日の晴天が嘘のように、降り止まない雨と時折強く吹く風。
多くのチームが悩まされるなか、念入りにマシンのセッティングをおこないます。

予選Aグループで出走の行選手は、視界も悪くウェットな路面でのレース展開となるも、悪天候に左右されない圧倒的な走り。

他のマシンを圧倒する99号車の行選手。
3周目を過ぎたころ、他チームのマシンにクラッシュが発生!レッドフラッグが上がり、行選手は1番手で予選を終了。
Bグループで出走した北川選手も難しい路面状況をしっかり見極め、グループ2番手のタイムをマークしました。順調な様子でいよいよ決勝に臨む。

大荒れの決勝、まさかの展開に

雨の中の決勝レース。行選手は1番グリッド、北川選手は4番グリッドからのスタート。レース前にはグリッドのスタート地点にチームメンバーや応援者が集まり、ドライバーを迎えます。熱気が最高潮に高まるなか、各マシンがスタートにつき、ポールポジションにやってくる99号車の行選手を待ちます!
ところが、時間が経過しても99号車は来ず、ポールポジションは空席のまま。
「何かあったのか…」

空席のポールポジション 空席のポールポジション

不安がよぎるなか、無線の向こうから「マシントラブル…」の声。
エンジニアの技術を結集し、早く、的確に、99号車をポールポジションへ!
祈るように99号車の待つメンバー、しかし刻一刻と時は過ぎ、スタートまでにトラブルが解消できず、無情にも行選手はリタイアを宣言。

思いを1つに激戦のレース展開

チーム全員の思いを代弁するかのように降り続く雨の中、気持ちを切り替え、4番グリッドの999号車 北川選手のスタートを見守ります。
スタート直後、第1コーナーからぶつかり合う激しいレース展開で、スピン、コースアウトするマシンも多数発生する大荒れの決勝。

999号車の北川選手 999号車の北川選手

北川選手も終盤にスリップ!危うくコースアウトギリギリのところ、何とか持ちこたえ6位でフィニッシュ。厳しいレース展開を戦い抜き、ポイントを獲得しました。

第3戦はいよいよ鈴鹿サーキット

行選手の99号車はコンピューター系統のトラブルで、決勝へ向かう直前にエンジンチェックランプが点灯。大事に至らずですが、表彰台を狙う行選手やチームにとっては悔しい結果に。
次回のレースは、9月28日、29日に鈴鹿サーキットで行われる第3戦。今回の思いを晴らすような走りに期待したいですね。
そして、新社員ドライバーも近日中に決定予定!
次回の配信をお楽しみに。

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